仕事に苦手意識のある部下

部下が変わった事例

仕事に苦手意識のある部下

中途採用で私の部署に配属されたAさんは、社内の人に紹介したときに、挨拶するときに黙ったまま相手を睨んでいました。

AさんはITの知識を持っていましたので、技術的なトレーニングの飲み込みは早い人でした。

そしてAさんは、先輩といくつかのプロジェクトでOJTを受けました。

しばらくすると、先輩から私に報告がありました。

優しくて仕事を教えるのが上手な先輩がここまでいうのは珍しいことでした。

私のアクション

私はAさんと二人で会話をしました。

私

Aさん、OJTの状況はどうでしょうか?

Aさん
Aさん

・お客様のシステムを変更する操作は緊張するので、しない仕事が良いです。

・手に汗をかいてしまし、指が動かないです。

私

お。Aさん、私には自分の気持ちが言えるようになってきましたね。

私

この会社にお客様のシステムを変更する操作をしない仕事はないですよ。(さらりと軽く言う)

それから私は考えました。

私

手に汗をかいたり、緊張したりするのは、そういう精神状態に追い込まれたことがあるということかなぁ。

Aさんが挨拶できなかったり、人を睨んでしまうのは人間不信が原因かなぁ。

だとすると、上司と部下の信頼関係を作り、精神的に追い込まれたりしない安心できる環境を作れば良いと思いました。

そして次のことをしました。

・上司と部下の1on1を定期的にする。

・Aさんは失敗しても、助けてもらえる経験をする。

========================================

それからしばらく経ちました。

========================================

Aさんと私は信頼関係を作れたことで、Aさんは変わっていきました。

Aさんは、システムを変更する操作にチャレンジし、できるようになりました。

人と協力して仕事ができるようになりました。

挨拶ができるようになり、人を睨むことはしなくなりました。

自分より後に入社した人に仕事を教えることができるようになりました。

また、Aさんは人にとって何が必要で、何が不要かを気づくことができますので、お客様や社内の人に適切な対応をしていきました。

先輩にAさんのことを聞きました。

お客様や他部署からも高い評価を得ました。

まとめ

・部下が何かしらの恐怖心があって仕事ができないなどの相談が来ても大袈裟にしないようにしました。

・緊張したり手に汗をかいたりするのは、本人の問題ではなく、周りの環境などによる別の問題がある可能性があります。

・Aさんが人を睨んでしまうのは、相手がどんな人なのかを知ろうとして観察しているためです。

・Aさんが挨拶できないのは、相手を恐れているからです。

・人を観察する人は、相手が何を求めているかを気にしますので、人の気持ちがわかります。

・Aさんは、私が部下のことを考えている人だとわかりました。

・信頼できる上司がいれば、人間不信は治り、恐怖心はなくなり、安心してチャレンジできるようになります。

・部下をやる気がないと決めつけて、否定するようなことはしません。

・部下の苦手なことを無理やりやらせたり、追い詰めたりはしません。

・本人の心の問題と思って放置したり、管理職が何もできないと思って諦めたり逃げたりしませんでした。

今回の会話はメンタリングや傾聴もしています。詳しくはこちらを参考にしてください。

上手く文章で伝わらないことや、公開できないこともありますので、私に相談したいと思う方は、ご連絡ください。

タイトルとURLをコピーしました